クリスマスプレゼント・クリスマス飾りやデコレーションにオススメの花12選!
皆様、こんにちは!
久しぶりのブログ更新となってしまいました涙
今年もあと、3週間となりましたね!
待ち望んだクリスマス・ホリデーシーズンの到来ですね。
「クリスマスの花」と聞いてどのようなお花をイメージしたり思い浮かべるでしょうか?
今回は、クリスマスやホリデーシーズンに贈ったり飾ったりするのにふさわしいお花を12種類ご紹介いたします。
クリスマスカラーやクリスマスに関係するエピソードを持つお花、恋人へのプロポーズや愛の告白におすすめの花言葉を持つお花を集めました。
ぜひ参考にしてみてください。
1.クリスマスローズ
2.ポインセチア・プリンセチア
3.ヒイラギ(クリスマス・ホーリー)
4.シクラメン
5.バラ
6.ガーベラ
7.コニファー
8.スキミア
9.シンビジューム
10ピペリカム
11.ヤドリギ
12.ネイティブフラワー・ネイティブプランツ
13.まとめ
1.クリスマスローズ
クリスマスローズはもともと、ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の「ニゲル」という品種に付けられた名称で、12月の終わり頃に花を咲かせます。バラ科ではありませんが、クリスマス時期に開花することと、花形がバラに似ていたことから「クリスマスローズ」という名前が付いたと言われています。
クリスマスローズはキリストが誕生した日に貧しい少女がお祝いの品を見つけられず涙を流したところ、涙が種となり、芽が出て、ニゲルの花を咲かせたという逸話もあります。
日本では原種のニゲルではなく交配種のものも多く、クリスマスローズの開花時期は育てる地域や品種によって12月~5月頃です。
クリスマスローズはうつむくような状態で花を咲かせ、「私を忘れないで」「慰め」「いたわり」「私の不安を取り除いて」などの花言葉を持ちます。
2.ポインセチア・プリンセチア
ポインセチアは「赤い葉っぱ」などと呼ばれることもあり、葉っぱのような見た目をしていますが実は「赤い花」と表現するのが正解と言えます。ポインセチアはメキシコが原産で、クリスマスフラワーとして名高い花の一種です。その理由は、クリスマスカラーとされる「赤」い苞(ほう)、「緑」の葉、そして「白」い樹液を持つためです。
赤はイエス・キリストの血、緑は永遠の愛や命、白は純潔を意味します。
また、花のように見える大きく広がった苞の部分が「ベツレヘムの星」を連想させるともいわれています。
さらに、ポインセチアは色によってさまざまな花言葉を持っています。
赤は「幸運を祈る」や「聖夜」、白は「祝福を祈る」、ピンクは「純粋」などです。そのため、クリスマスに飾ったり贈ったりするのにふさわしい花の一つといえるでしょう。なお、ポインセチアやプリンセチアは寒さにはあまり強くないため、育てる際は日当たりの良い場所に置くことが大切です。
3.ヒイラギ(クリスマス・ホーリー)
セイヨウヒイラギは、ギザギザに尖った葉っぱと真っ赤な実が特徴的なモチノキ科モチノキ属の常緑植物です。クリスマスリースやツリーのオーナメントにもよく用いられます。尖った葉はイエス・キリストが処刑される際にかぶっていたイバラの冠を連想させます。またセイヨウヒイラギの場合は赤い実がキリストの血を想像させることから、「クリスマス・ホーリー」という別名を持ちます。葉が尖っているため、西洋では古くから魔除けとして使われてきました。日本で節分などに使われるヒイラギはモクセイ科モクセイ属のため種類が異なりますが、日本のヒイラギにも魔除けの意味合いがあります。
ヒイラギの花言葉も「先見の明」「清廉」などセイヨウヒイラギと似ています。
4.シクラメン・ガーデンシクラメン
シクラメンは冬に開花し、うつむいたように下向きに咲く花が特徴的なサクラソウ科の植物です。寒い時期に花を咲かせる貴重な存在ということもあり、クリスマスや冬のギフトに重宝されています。
シクラメンは「聖母の心臓」「魔力を封じる花」「修道女の花」などの別名があり、花びらの形が燃え盛る炎のようにも見えることから、和名は「カガリビバナ」と言います。
一方、シクラメンは「はにかみ」「内気」「遠慮」など控えめな印象の花言葉を持っています。また、シクラメンは花の色ごとに花言葉があり、赤は「嫉妬」、ピンクは「憧れ」、白は「清純」、紫や青は「絆」と、色によって花言葉が異なります。一般的に鉢植えで楽しむ植物で、暑さにも寒さにも強くないため温度に気をつけることと、お水やりの際は球根に直接水が当たらないようにすることが大切です。
5.バラ
クリスマスに贈るお花としておすすめしたいのは、気品漂う美しさを持つバラです。さまざまな色のなかでも、赤いバラは「愛情」「美」「情熱」などの花言葉を持っているので、クリスマスに告白やプロポーズを考えている方にはぜひ使っていただきたいお花です。バラは本数ごと、色ごとに意味があり、赤バラ1本は「一目惚れ」、3本は「愛しています」、100本は「100パーセントの愛」、108本は「結婚してください」のように、贈る本数に意味が込められているんです。ピンクのバラは「上品」「愛の誓い」「可愛い人」など、白いバラは「深い尊敬」「純潔」など、オレンジのバラは「信頼」「無邪気」など、色によって花言葉も様々です。美しいバラの花束で、聖なる夜をさらに盛り上げてみてはいかがでしょうか。
6.ガーベラ
明るくポップで可愛らしい印象を持つキク科の植物、ガーベラ。
ガーベラ全体としては「希望」や「純潔」という花言葉を持つほか、赤いガーベラは「前進」「燃える神秘の愛」、白は「律儀」「純潔」、ピンクは「崇高美」「感謝」、オレンジは「冒険心」「神秘」などの花言葉があります。ポジティブな印象の花言葉が多いので、ギフトにぴったりのお花といえるでしょう。親しい友人へのクリスマスプレゼントや、クリスマスパーティの手土産などに使ってみてはいかがでしょうか。なお、もともとガーベラは春や秋頃に開花する植物でしたが、さまざまな品種改良が行われ、現在では年間を通じて販売されています。贈る相手にぴったりのガーベラを選んでみてください。
7.コニファー・針葉樹系の枝物
コニファーとは、常緑性の針葉樹の総称のようなもので、クリスマスツリーなどによく用いられます。樹高は0.5m程度の低いものから20mほどの高さに成長する大木まであり、ヒノキ科やマツ科、イチイ科などさまざまです。
コニファーには「永遠」や「不変」といった花言葉があり、花はほとんど咲きません。品種は「ゴールドクレスト」「エメラルドグリーン」「サルフレア」「ムーングロー」など、葉の色や形状、サイズの異なるさまざまなタイプがあります。
鉢植えのコニファーをクリスマスツリーに見立て、ボールやリボン、雪の結晶、星などのオーナメントで飾り付けすれば、一気にクリスマスムードが高まります。子どもを喜ばせたいという方は、ぜひ用意してみてください。
そして、クリスマスシーズンはブルーアイス、クジャクヒバ、ヒムロスギ、ブルーバードなどのコニファー系の枝物も店頭に並びます。
近年の枝物ブームも相まって、店頭では入荷の度に完売するほどの人気の1点です。特にブルーアイスはとても香りが良いので、お部屋の中に生けると針葉樹の爽やかな香りが空間いっぱいに広がります。
8.スキミア
スキミアという植物をご存じでしょうか?
晩秋から冬にかけてプチプチとした蕾や赤い実をつけた愛らしい姿を保ち、春にあると花が咲く植物です。ミヤマシキミという名前でお馴染みの方も多いかもしれません。実は、スキミアは日本原産のミヤマシキミがヨーロッパに渡って品種改良されたものなんです。海外ではガーデンプランツとして高い人気もあり、近年は日本でも注目されつつある植物です。
スキミアの花言葉は「寛大」と「清純」です。「スキミアは蕾の時期がとても長く、開花まで数か月をかけてじっくりと咲きます。赤い蕾が開花すると白く愛らしい花が咲く様子から「清純」という花言葉となりました。また、一説では蕾の状態から長く楽しめることから「寛大」という花言葉が付けられたとも言われています。
スキミアはクリスマスカラーで花言葉の意味もよく、切花はクリスマスシーズンに花屋さんの店頭に出回りますので、プレゼントとして贈ると喜ばれるのではないでしょうか?
9.シンビジューム
シンビジューム(シンビジウム)は、12月~4月頃に見頃を迎えるラン科の植物です。唇状の花びら(唇弁)の形が舟をイメージさせることから、ギリシャ語で「舟」を意味する「cymbe」と、「形」を意味する「eidos」が組み合わさって名付けられたといわれています。
日本では、コチョウランと並んで人気の高いランです。
1本の茎にたくさん花ができるうえに花もちが良く、1~2ヶ月ほど咲いていることもあります。寒い冬に連なって花が咲くさまはとても見ごたえがあり、クリスマスギフトにもぴったりです。シンビジュームは上品で落ち着いた雰囲気の美しさから、「素朴」「飾らない心」といった花言葉を持っています。
10.ヒペリカム
ヒペリカムはオトギリソウ科の植物で、夏頃に鮮やかな黄色い花を咲かせたのち、秋から冬にかけてピンクのような赤いような複雑な色合いの実をつけます。セイヨウヒイラギの実より大きいキャンディーのような果実は葉の部分を含め、色もクリスマスカラーなので窓際や食卓に飾ってみてはいかがでしょうか。
品種改良されて黄色や白い実をつけるヒペリカムもあるので、お好みで選んでみてくださいね。
また、ヒペリカムには、「きらめき」「悲しみは長くは続かない」という花言葉があります。明るく前向きなイメージの花言葉なので、クリスマスギフトにもぴったりです。
11.ヤドリギ
ヤドリギ(宿り木)という植物をご存じでしょうか?ヤドリギはクリスマスシーズンになると市場に出回り始めます。グリーンの葉が鳥の巣のような見た目でとても可愛らしい植物です。ヤドリギは樹木の上の方に丸く鳥の巣のような形状で寄生し、半寄生植物と言います。半分くらいは宿主となった樹木から水分と養分をもらい、残り半分くらいはヤドリギ自らが光合成を行っています。
ヤドリギが人気になった理由としては、やはり特徴的な形と言えるでしょう。樹木の高い場所に寄生するため、伐採が難しくヤドリギはとても希少性が高い植物です。
ヤドリギの花言葉は、「困難に打ち勝つ」、「忍耐」です。ヤドリギは永遠を象徴する神聖な樹とされており、ヨーロッパではクリスマスツリーにヤドリギの枝を飾る習慣がありました。
ヤドリギにまつわる言い伝えの中でも特に有名なものは、「ヤドリギの下に立っている人にはキスをしてもいい」というお話しで、ヨーロッパに古くから伝わるものです。クリスマスパーティーの夜にヤドリギの下に立って、意中の方が現れるのを待つストーリーはとてもロマンチックですよね!
12.ネイティブフラワー・ネイティブプランツ
最後にネイティブフラワーのご紹介です。ネイティブフラワーとは主にオーストラリアや南アフリカを原産地とする個性的でエネルギッシュな植物の総称で、ワイルドフラワーやネイティブプランツと呼ばれることもあります。
ネイティブフラワーは花や茎が堅く、萎れにくい性質を持ち、ドライフラワーにしても元の花姿からほどんど変化がありません。
リューカデンドロンはヤマモガシ科リューカデンドロン属、南アフリカ原産の熱帯地域に広く自生している常緑低木の植物です。リューカデンドロンの花言葉は、「沈黙の恋」、「物言わぬ恋」、「閉じた心を開く」、「絢爛たる情熱」という意味があります。
バーゼリアはブルニア科ベルゼリア属、南アフリカ原産の植物で、南アフリカからその後ヨーロッパに持ち込まれ、イギリスのヴィクトリア朝時代に人気が高まりました。バーゼリアは手毬のように丸く白い花を咲かせ、香りも素晴らしいとイギリス貴族たちを虜にしていたそうです。花をよく観察してみると、バーゼリアは小さな花がたくさん集まって咲いています。
その名はスウェーデンの科学者ジョーンズ・ジェイコブ・バーゼリアスからつけられました。「lanuginosa」は「綿毛に覆われた」という意味です。
ひとつの蕾からたくさんの小花が一斉に咲きだす様子から「情熱」という花言葉が付けられました。人々を夢中にさせるバーゼリアは「情熱」という花言葉がぴったりではないでしょうか?また、小さな花々が身を寄せ合ってひとつになり、一生懸命に咲き誇る姿から、「小さな勇気」という花言葉も有しています。
バーゼリアはトライフラワーにしても花もちがよく、リースや花束にアクセントとして入れてもよいかと思います。
ウェディングブーケにも使われる花材なので、ご結婚が決まった友人へのフラワーギフトとして、クリスマスプレゼントとしてお友達や愛する人にお渡ししても喜ばれるかもしれませんね!
特徴的な見た目のネイティブフラワーは個性的なプレゼントを贈りたい方にとっておきの1点になることでしょう。
13.まとめ
クリスマスにぴったりのお花のなかに、皆様のお気に入りの1点は見つかりましたか?
ほかにも12月に開花するクリスマスカラーの「シャコバサボテン」や「アマリリス」、さくらんぼのような実をつける「チェッカーベリー」などもございます。
皆様がお好みの花材をお花屋さんの店頭でセレクトして、お花の組み合わせごとの変化もお楽しみくださいね!
シーズン毎にお気に入りのお花を花瓶に挿したりプレゼントしてお楽しみいただいてもよいかもしれませんね。
皆様素敵なクリスマス・ホリデーシーズンをお迎えくださいね!!