父の日に贈るプレゼント・ギフト特集【2023年最新版】

みなさん、こんにちは!
先日の母の日はお母様にフラワーギフトやプレゼントは贈られましたか?
弊社店舗には当日もたくさんのお客様がご来店されました。今年もご注文やご来店いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

母の日に続き、6月後半には父の日を迎えます。6月は祝日が無く、お忙しい日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか?気づけば父の日を過ぎてしまっていた、ということはありませんか?
「今年の父の日はいつだろう?」と思ったらすぐにカレンダーをチェックして、今年は、いつも頑張っているお父さんにありがとうを伝えましょう。

1.父の日はいつ?
2.父の日が日本に普及した理由
3.父の日の起源とは?
4.父の日に花を贈るならどのような種類がおすすめ?
5.父の日に植物を贈るならどのような種類がおすすめ?
6.まとめ

1.父の日はいつ?

さて、皆様は父の日がいつなのかご存知でしょうか?
毎年父の日をお祝いしていますか?母の日も父の日もお祝いしたい気持ちは同じなのに、母の日に比べて父の日のお祝いはつい忘れてしまうというお話を耳にします。
祝日の多い5月に比べ、父の日は6月の後半に訪れます。また普段お仕事で忙しいお父さんに何をしてあげたら、何を贈ればいいのかがすぐに思いつかない…そうこうしてるうちについ準備ができず…「あれ?結局いつだったっけ?」といったことになりやすいのではないでしょうか?

まず最初に父の日はいつなのか、日付の確認をしておきましょう。
父の日は6月の第三日曜日、2023年は6月18日(日)です。母の日と同じく発祥はアメリカです。
実際の日付は母の日と同じように年によって15日から21日の間と、約一週間の差があります。 どんなに早まっても月の中旬以降になるから準備期間については5月のカレンダーをめくってからでも十分ありますね。 なので父の日の準備は「今年の父の日はお祝いしよう。いつかな?」と意識さえすれば母の日よりも準備はしやすいとも考えられます。 月が変わって短くとも二週間の準備期間があり、母の日のようにゴールデンウィークなどのイベントなどが前にある事もないため、今年は意識をして準備を始めましょう!

2.父の日が日本に普及した理由

父の日は日本独自の文化だと思っている方も多いのではないでしょうか。実は全世界で祝われていて、日本では 6月の第3日曜日 が父の日と制定されています。日本で父の日が普及したのは1950年ごろと言われています。1950年ごろに日本に入ってきて、人々の間で広く知られるようになりました。
しかし、実際にお祝いがされるようになったのは1980年からとなります。1981年に「日本ファザーズ・デイ委員会」が父の日の浸透に大きく寄与したと言われています。1980年代中盤からは父の日も母の日同様、人々に親しまれるようになりました。なお、ソノラ・スマート・ドットのエピソードにより、日本ではアメリカと同様6月の第3日曜日です。
世界的にみてみると 6月の第3日曜日 以外の日程で父の日を祝う国も少なくはないのです。例えばスペインなどのカトリック系の国では3月19日。韓国では父と母を別々に祝うのではなく両親に感謝を伝える「父母の日」といった日が5月8日に定められています。
では、アメリカや日本と同じく、6月の第3日曜日に父の日を祝う国はどこなのでしょうか?
代表的な国々としては「中国」「インド」「シンガポール」「イギリス」「カナダ」「フランス」といった国々が挙げられます。そもそも言語も文化も違う国が同じ日に「父の日」を祝う行事があるということはとても感慨深い気持ちになりますよね。

3.父の日の起源

父の日が生まれたのは今から100年ほど前だと言われています。1909年の6月、アメリカでワシントン州に住む「ソノラ・スマート・ドッド」という女性が「母の日」同様に父親にも感謝する日を作って欲しいと牧師協会に言ったことからスタートします。
ソノラの父親は南北戦争に出兵していた退役軍人でした。復員直後に妻はそれまでの疲労が原因となり亡くなってしまうのです。 妻が亡くなった後は、退役軍人の父がソノラと5人の兄を男手一つで育てることとなりました。そして、それぞれ兄弟6人が成人すると、まるで役目を終えたかのように退役軍人の父親はこの世をさることになるのです。戦後という混乱の時代の中で幼い兄弟6人を男で一つで育てるという苦労は計り知れませんよね。
現代は父親は母親ともに協力し合って育児をする育児をすることが一般的になりつつありますが、今から100年も前、さらに戦後という混乱の中で男手一つで育てるという状況は当時の常識とはかけ離れているため簡単な話ではなかったでしょう。
ソノラは父親のことを真剣に考え、父親の誕生月だった6月に父の日を制定するように申し出たのです。ソノラの願いは牧師協会に通じ、1910年6月19日に最初の祝典が行われました。その日は6月の第3日曜日だったのです。
こうして父の日は毎年6月の第3日曜日と定められ世界に普及していきました。1950年には海を越え日本でも知れ渡るようになり、今では当たり前の文化となりました。亡き父親を思う気持ちが国境を超えて全世界に知れ渡るとは感動的な話ですよね。

4.父の日に花を贈るならどのような種類がおすすめ?

父の日に贈る花は「黄色いバラ」が一般的です。
父の日提唱者のソノラが父の墓の前に白い薔薇を添えたエピソードに由来していると言われています。在命中には赤い薔薇。亡くなった父に白い薔薇を贈るという風習が生まれたのです。 その風習が海を越え日本にも伝わり、現在では父の日には黄色い薔薇を贈ることが定番になりました。
そのほか父の日には「ひまわり」や「ガーベラ」「ユリ」と言った花が贈られています。

2022年6月の店頭風景
初夏の草花や枝物が店頭に並びます。

「ひまわり」は憧れや敬慕と言った花言葉が込められており、父親にふさわしい花だと言われています。ひまわりは広い畑ですくすく育つ大ぶりな花のイメージですが、最近では小さな品種も多くなってきました。
「ガーベラ」は親しみやすさと言った花言葉があります。色の種類も豊富なので父親のイメージにあったお色をプレゼントできるのも嬉しいポイントです。ガーベラはバラやひまわりに比べて手頃なお値段で色も豊富なので花束を贈る際に色によるアレンジを加えたいという方におすすめです。
「ユリ」は親想い、子としての愛と言った花言葉があります。中でもスカシユリが人気で、ユリ特有の強い匂いが控えめなため、父の日に贈る側にぴったりです。
父の日に送るお花には決まりはないので、父親のイメージを表現できる花屋さん、贈りたい花の花言葉、印象に残った花、父が好きそうな花など、自分の父親にあった花をプレゼントするのも良いかもしれませんね。

父の日のシンボルフラワー・ひまわり
最近は小ぶりで可愛らしい姫ひまわりが人気です!
昨年ご用意したひまわりや紫陽花、スモークツリーが入った花束
花瓶をお持ちではない場合も花瓶付きでご用意可能です。

5.父の日に植物を贈るならどのような種類がおすすめ?

店頭では父の日に観葉植物を贈る方も増えています。父の日にプレゼントされた観葉植物をきっかけに植物を育てる楽しさを知ったとお喜びになる姿をよく目にします。

一押しの観葉植物、フィロデンドロン・バーキン

弊社一押しの観葉植物はフィロデンドロン・バーキンという品種です。
フィロデンドロン・バーキンは 見惚れるほど美しい線状の斑が魅力の観葉植物です。艶やかで深みのあるグリーンとホワイトのコントラストが印象的です。
フィロデンドロン・バーキンの魅力は、なんといっても美しい葉模様。
株が大きくなるにつれ、筋もきっちり入ります。時間の経過とともに筋は消えていき、稀に新芽が白く染まることもあり、葉替わりをお楽しみいただけます。白とグリーンのコントラストがとっても綺麗な植物です。
フィロデンドロン はたくさんの品種ががありますが、バーキンは比較的丈夫で育てやすい品種です。日陰にも乾燥にもつよく、明るいリビングなら他の植物同様リラックスして育てることができます。出窓や窓際など「なるべく陽の当たる場所」に。置いて管理していただくと葉の筋がしっかり出てきます。

フィロデンドロン・バーキン
葉脈の美しさと葉替わりが楽しめます。

忙しいお父さんにも人気、多肉植物

お忙しいお父様にもおすすめな植物としては多肉植物やコウモリランなど人気です。ご出張などでご自宅を不在にする機会の多いお父様にも安心です。多肉植物の中でも「サンスベリア」 や「アガベ・アテナータ」、「アガベ・ベネズエラ」 などはスタイリッシュな見た目もさることながら、水やりも簡単で管理もしやすい植物です。
サンスベリア・スタッキーは、葉が棒状になった珍しいサンスベリアです。直線的なラインのスマートな樹形がモダンで、スタイリッシュなインテリアグリーンとして人気急上昇の品種です。
サンスベリアはマイナスイオンを放出し、置く場所の空気をキレイにしてくれる空気清浄効果もあるんです。お部屋に置いておくだけで、空気清浄効果があるのも嬉しいですよね。森の中にいるようなリラックス空間でくつろいでいただけること間違いなしです。

サンスベリア・スタッキー
モダンな見た目と空気清浄効果も高い植物として広く認知されています。

個性派植物、コウモリラン・エアープランツ

また、ビカクシダ(コウモリラン)やエアープランツはその特徴的な見た目からお部屋の中で存在感を発揮します。
ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、別名「コウモリラン」とも呼ばれ親しまれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 最近ではおしゃれなインテリアグリーンとしても人気があるので 年々愛好家も増えています。

コウモリラン・ココナッツの殻に着生しています。
写真左:エアープランツ・デュラディ―
写真右:コウモリラン

エアープランツとは、パイナップルと近縁種であるブロメリア科チランジア属の植物です。土や根を必要とせず、葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物で、その手軽さから近年グリーンインテリアとして人気を博しています。
原生地では樹木や岩などに着生し、雨や霧などで濡れた葉から水分を吸収して生活しているんです。
植物なのに土を必要としないため、他の植物に比べ、成長に時間がかかることもエアープランツの特徴のひとつ。
「大きく成長してしまって置き場所に困るようになった」、「何度も大きな鉢へ植え替えなくてはいけない」などといったことにも悩まされません。
室内では霧吹きでお水を与えることで成長し、土がなくても育つことから植物初心者でも扱いやすいことも魅力の一つです。
エアープランツの種類は、現在わかっているだけでも700種類以上あります。自生しながら新たな変種が生まれるため、今後も種類が増えていくでしょう。
さらに、エアープランツはまるでフェイクグリーンのような不思議な質感とユニークな形状で独特のスタイルが人気です。
エアープランツの 中でもその個性的な見た目がとても魅力的なデュラディー。 細身の草姿に、シルバーグリーンの葉先がカールする面白い形のエアープランツです。
デュラディーは発芽したてのとき以外では滅多に根を出さず、カールする葉を樹木の枝などに絡ませて自身を固定しています。通常、ティランジアは花を咲かせると子株を出し、親株はやがて枯れてしまいますが、デュラディーは子株だけでなく脇芽を出し生長を続ける場合があります。大きく生長した株は500輪ほどの香りのある花を咲かせることもある非常に魅力的な種です。
最近 大きい個体は世界的に激減しており、弊社でも2点のみの入荷となっています。
希少性の高い大株のエアープランツ・デュラディー はお父さんも喜ぶこと間違いなしですね!

観葉植物人気No. 1!ガジュマル

そして、店頭でも根強いファンが多い、「ガジュマル」もおすすめの1点です。ガジュマルは古くから「精霊が宿る木」と言われ、別名「幸せを呼ぶ木」として海外でも 神聖な木として扱われています。
強い生命力を持ち、幅広い地域に生息する常緑高木で非常に縁起の良い観葉植物です。
時期により小さな新芽がどんどん展開していき、とても愛らしい丸葉の葉が開いていきます。
植物を育てる楽しみをもっとも感じていただきやすい観葉植物とも言えますね。
お父さまに、新しい趣味のプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか?

春から秋にかけて最盛期を迎える観葉植物。
その中でも人気が高いガジュマル。

まとめ

今回は父の日に贈るお花や観葉植物のおすすめをご紹介してきました。
お父さんのライフスタイルに合わせたプレゼントができると、より満足度の高いものになりますよね。「どんなプレゼントがいいのだろうか」と贈り物を考えることも大切ですが、どういう気持ちでそれを選んだのかということも同じくらい大事ではないでしょうか。
想いのこもったプレゼントは、きっとお父さんにも伝わることでしょう。

i-florist(アイフローリスト)では、季節に合わせてお花を利用したフラワーアレンジメント、花束などの贈り物はもちろん、母の日や父の日などにそれぞれのシーンに最適なお花や植物を提案させていただいております。
ぜひ今回の記事を参考にして、i-florist(アイフローリスト)でお父さんに合うお花や植物を選んでくださいね。
いつもお世話になっているお父さんに感謝の気持ちを伝えて、素敵な父の日をお過ごしください。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。